「支援を受けるための計画」ではなく、「自分らしい暮らしを実現するための設計図」です
障がい福祉サービスを利用している方やご家族の中には、「サービス等利用計画」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
しかし、
「何のために作るの?」
「作らないとサービスが利用できないの?」
「誰が考えるの?」
という疑問を持つ方も少なくありません。
今回は、サービス等利用計画について、地域の皆さんにもわかりやすくお伝えできればと思います。
★サービス等利用計画とは?
簡単に言うと、
「その人が地域で自分らしく暮らしていくための設計図」
です。
障がい福祉サービスを利用する際には、
〇どのような生活を希望しているのか
〇どのような困りごとがあるのか
〇どのような支援が必要なのか
を整理し、一人ひとりに合った支援の計画を作ります。
それがサービス等利用計画です。
サービスを決めるためだけのものではありません
サービス等利用計画という名前から、
「福祉サービスを使うための書類」
と思われがちです。
もちろんその役割もあります。
しかし、本当に大切なのは、
「その人がどのような人生を送りたいのか」
を考えることです。
例えば、
〇一人暮らしを続けたい
〇仕事をしたい
〇趣味を楽しみたい
〇地域の人と交流したい
〇家族の負担を減らしたい
など、一人ひとりの願いがあります。
計画はサービスを並べるためのものではなく、その願いを実現するために作るものです。
★誰が作るの?
サービス等利用計画は、相談支援専門員が本人やご家族と一緒に作ります。
大切なのは、
相談支援専門員が勝手に決めるのではなく、
本人の思いを中心に考えること
です。
相談支援専門員は、
〇暮らしの様子をうかがう
〇困りごとを整理する
〇必要な支援を考える
〇関係機関をつなぐ
といった役割を担います。
つまり、
本人と地域・サービスをつなぐ調整役
なのです。
ですが、計画は作って終わりではありません
人生や生活は変化していくものです。
〇学校を卒業した
〇就職した
〇家族の状況が変わった
〇健康状態が変化した
ということもあります。
そのため相談支援専門員は、
暮らしの様子を定期的に確認し、必要な支援を見直します。
これを「モニタリング」といいます。
計画は一度作れば終わりではなく、その人に合わせて育てていくものです。
★さんちゃんが大切にしていること
相談支援事業所さんちゃんでは、
サービス等利用計画を
「サービスを利用するための書類」
ではなく、
「その人らしい人生を支えるための設計図」
として考えています。
私たちは、
〇ちゃんと見る
〇ちゃんと聴く
〇ちゃんと支える
この「三ちゃん」を常に大切に考えています。
制度だけを見るのではなく、その人の思いや願い、これまで歩んできた人生にも目を向けながら計画づくりを行っています。
★地域福祉の視点から考える
人はサービスだけで暮らしているわけではありません。
家族とのつながり
友人との関係
地域の居場所
近所の見守り
地域の支え合い
こうしたものも、その人の暮らしを支える大切な力です。
そのためサービス等利用計画は、福祉サービスだけではなく、
「その人を支える地域とのつながり」
についても考えていくことが大切です。
★まとめ
サービス等利用計画は、
「障害福祉サービスを利用するための書類」
ではなく、
「自分らしい暮らしを実現するための設計図」
です。
相談支援専門員は、その設計図を本人や家族と一緒に考えながら、地域での生活を支えていきます。
相談支援事業所さんちゃんは、「ちゃんと見る・ちゃんと聴く・ちゃんと支える」を大切にしています。地域の中で誰も孤立しない「地域縁満」の実現を目指し、相談支援と地域づくりに取り組んでいます。

